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インスリン治療におけるスライディング・スケール法と
アルゴリズム法の併用年々増加している糖尿病患者。


2030年までには、世界中で糖尿病患者が現在の倍に増えると予測されています。


こうした糖尿病患者は、血糖値を下げる為にインスリン治療を行います。
このインスリン治療には、スライディング・スケール法というものがあります。


これは、患者の血糖値の結果に応じて、インスリン量を調節する方法です。
また、このスライディング・スケール法で投与するインスリンは、
超速効型あるいは速効型であることが一般的です。


スライディング・スケール法は、従来多く使われてきた方法ですが、
血糖値が低いとインスリンが少ない為、その後に血糖上昇を起こし、逆に、
血糖値が高ければ、インスリンが多くなり、血糖低下を引き起こすというように、
血糖コントロールが不安定になるのです。


近年では、スライディング・スケール法だけでは、適切な血糖コントロールが
難しいと言われています。


そして、登場したインスリン投与方法の一つが、アルゴリズム法です。
アルゴリズム法は、直前に投与したインスリンの効果をみて、次回の
インスリン量を決める方法です。


具体的には、日中の変動の結果をみて、翌日の投与量を決めます。
今では、どちらの方法が正しいということはなく、スライディング・スケール法で
最初に試してから、アルゴリズム法に移行するというように、
併用して使われることが多いです。


こうして、医療は日々進歩しています。予測では、糖尿病患者が増加すると
言われていますが、きっとそれまでに、より効果的な治療法を見つけられる
ことでしょう。そして、それが世界中の願いだと思います。


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